Takahashi not involved in PS3 Katamari

http://www.eurogamer.net/articles/takahashi-not-involved-in-ps3-katamari
PS3で今度出る「塊魂」に産みの親であるバンダイナムコのゲームプロデューサー高橋慶太さんは関与してないらしい、というニュース記事。かわりに「のびのびBOY」リリースにあわせてサンフランシスコで行われた講演の記事。これがおもしろい。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090327_80055.html

大半の人は『こんなものはゲームではない』というが、そもそも『塊魂』から、自分にはビデオゲームを作りたいという意識がない。面白い物を作りたい、楽しいことをしたいというだけ。ビデオゲームではないという人には、じゃあビデオゲームって何だと聞きたい。それは調整されたレベルデザインなのか、素晴らしいストーリーや魅力的なキャラクターなのか。GDCのカタログにはその説明はないし、そもそもゲームにそんな定義はない。ゲームが持っている可能性が大きいと思っているからこそ現状に不満がある。もっと言葉にならない何かを表現できるはず。ビデオゲームはずっと発展途上のものだ

無理を承知で言うが、遊び手や会社のことは考えずに、自分が面白いと思うものを作ってみてもいいのではないか。こういうゲームが売れそうだというように、基準を外に求めず、自分の中で面白いという基準を作ってもいいのでは。批判や結果を恐れず、もっと自由に何もとらわれずにゲームを作ってみてはどうか。その結果は、素晴らしいものか、素晴らしくダメなものになると思う。ダメなものになっても、それによって今までにないものが作れると思うし、生み出さないといけないと思う。新しいものを作るのはゲーム開発者の使命。僕も頑張るのでみんなで頑張りましょう