2006年作品を振り返る

今さら。遅いとかいうのを通り越してもうボケの域。

【マンガ】

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

もうすぐ2巻が発売。「表のプロとは違う、賭け将棋をなりわいとする「真剣師」の青年・菅田。アマ最強を自負する彼を倒したのは、秋葉原の女真剣師だった（amazonより）」。でその女真剣師が出張メイドだったりするっていうもうよくわからない話なんだけどオモシロい。作者の過去の作品『谷仮面』『エアマスター』も読んでみたくなった。

恐怖 1 (ビッグコミックススペシャル)

祖父江慎さんって今までそんな興味なかったんだけど、この楳図Perfectionシリーズの装丁には釘付けになった。この流れで今のところ文庫でしか手に入らない『わたしは真悟』も収録してほしいと思う。切に。

さんさん録 (1) (ACTION COMICS)

こうの史代さんの描くマンガにはどこか読者の想像に委ねる部分（意図的に何かが起こったであろうコマを抜いたりとか）があって、そういうところがけっこうすきです。『長い道』もとてもよかった。

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン5巻 (ビームコミックス)

祝！復刊。間違いない。

よつばと! (6) (電撃コミックス)

相変わらずいいです。間違いない。

岳 (2) (ビッグコミックス)

今さら言うまでもないけど『マスター・キートン』好きなら読んで損はないというビッグコミック的王道ヒューマニズムマンガといえばいいのか。『キートン』のエッセンスを抽出して山登らせたような。友人曰く、読む話読む話こんなにケガ事故遭難が出てくると山登る気しなくなるね。確かに。

中退アフロ田中 8 (ビッグコミックス)

すいません、わざわざ単行本で買うまでには至らないんだけど、「スピリッツ」において一番リラックスできるというか共感できるというか、これぞ現代のコモンセンス！っていう感じ。って伝わりにくいか。スピリッツ版バレーボーイズ的な。的な。

【備考】前々から読みたかった『1・2の三四郎』を昨年やっと読めた。今年は池上遼一の『男組』を読むのが目標。あと古本屋で見つける度に買っていた諸星大二郎さんのマンガが残すところ例の『西遊妖猿伝』だけになって足を踏み入れようか迷っているところ。

【音楽】

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学

買って1ヶ月くらいは熱心に聴いていたもののしばらしく置いてたんだけど最近また聴き始めたらすごいよくって小沢さんのはこればっか聴いてる。あと『Eclectic』もよく聴く。『うさぎ！』書籍化希望。

Margarita

Food & Liquor

In My Mind

以上すべてファレルの去年ピカイチだった仕事。

Original Musiquarium I

Hotter Than July

The Secret Life of Plants

スティービーは70年代のものがすっごく好きで80年代の音は敬遠してたんだけど、いつのまにか聴けるようになっててよく聴いてた。聴けるようになる瞬間っていうのはうれしい。

金字塔

100s

この2枚はめちゃくちゃ聴いてた。

Like the Deserts Miss the Rain

自身によるベストというか選集。後期ドラムンベースに接近していたころのものをよく聴いてた。Todd Terryによるリミックスの『Missing』、Massive Attackとの『Protection』とか異様にかっこいい。

Worldwide

Giles Petersonによる今のところ3枚出ているこのコンピレーションをよく聴いてました。かっこいいです。

Calling Out of Context

前衛音楽からソウル・ジャズ、ディスコまでを渡り歩いたチェロ奏者・作曲家、アーサー・ラッセルの未発表音源を収録したもの。85年から90年ごろまでのものなんだけど今聴いても新しく聞こえる。

Lust

聴きやすさもあってかなんだかんだいってよく聴いた。

Keep Tryin’

正直ジャケも歌詞もPVもあんまりピンとこないんだけど、去年春先にCMで耳にしたときはなんか新しい音楽っていう感じの衝撃があって今でも聴きます。

【備考】そういえば去年はTSUTAYAの半額を利用してFreeSoulシリーズを全借りした。すべてiTunesにインポートしたもののiPod入りを果たしたのは30曲くらい。多いのか少ないのか。それとiPodを買ったのは去年の出来事としてでかい。

【映画】
昨年見た映画（レンタル多く含む）

○下妻物語○スカーフェイス○狼たちの午後○リアリズムの宿○マインド・ゲーム○バッドサンタ○ビデオドローム○恋はデジャ・ブ○チャンス○スタイルウォーズ○ドッグヴィル○バグダッド・カフェ○どんてん生活○ハピネス○リンダリンダリンダ○セルピコ○恋に落ちたら…○コーヒー&シガレッツ○ザ・コーポレーション○素敵な歌と舟はゆく○黒猫白猫○の・ようなもの○カポーティ○くりいむレモンン○ばかのハコ船○その男狂棒に突き○劇場版 名探偵ホームズ○アンタッチャブル○ミッドナイトクロス○ゴッドファーザー○ストーリーテリング○野獣死すべし○蘇える金狼○グエムル○青い春○茶の味○くたばれ!ハリウッド○リリィシュシュのすべて○キッズリターン○パルプフィクション○アイデン＆ティティ○パンチドランクラブ○チーム・アメリカ○CQ○花とアリス○ヒポクラテスたち○早春スケッチブック○グッドフェローズ○嫌われ松子の一生○ピンクパンサー○バス男○太陽の王子 ホルスの大冒険○炎のランナー

以上の中でこれはというものを。

狼たちの午後 [DVD]

スカーフェイス スペシャル・エディション [DVD]

恋はデジャ・ブ [DVD]

リンダリンダリンダ [DVD]

炎のランナー [DVD]

ゴッドファーザー [DVD]

CQ (ゴージャス・エディション) [DVD]

太陽の王子 ホルスの大冒険 [DVD]

リアリズムの宿 [DVD]

コーヒー&シガレッツ [DVD]

ドッグヴィル スタンダード・エディション [DVD]

グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション [DVD]

早春スケッチブック DVD-BOX

その男狂棒に突き■ [DVD]

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

【備考】去年のベストによくあがっているアルフォンソ・キュアロンの『トゥモロー・ワールド』アニメ『時をかける少女』をまんまと見逃しているので今年見たいと思う。

【ゲーム】

大神 PlayStation 2 the Best

数々の賞を受賞しているので今さら自分が何を言っても意味ないんだけど。ゲーム好きがこれをやらずしてなにをやる！っていう永田泰大さんのおっしゃる通り。ゼルダのいいエッセンスを完成度高く凝縮したような作品。物語終盤、ウシワカの言葉に返す言葉なく黙るイッスンに涙しました。

みんな大好き 塊魂 PlayStation 2 the Best

よく考えてみるとこれも去年だった。前作に引き続き世界観・テイストがかっちりと淀みなくとてもよくできていて感動。

ICO PlayStation 2 the Best

ワンダと巨像 PlayStation 2 the Best

どっぷりその世界に身を置いて冒険しました。わが身のこととして。もはや体験。

ファイナルファンタジーXII(特典無し)

期待が相当だったのもあったり、プロデューサー松野泰己さんのスクエア退社とか色々あって微妙な感想。でもロールプレイングゲーム史上最強のヤズマットまでちゃんと倒した。もうファイナルファンタジーは今後やらなそうな予感。

モジブリボン

中古で相当安かったので買ったんだけど意外にオモシロいしよくできているのでけっこうはまってやりこんだ。

【備考】PS2とDSLiteを買ったこともあってゲームは色々やった。DSでは『えいご漬け』が一番よかったかな。

【本】

スモールスペース (〓.T.STYLE)

本を読むわたし―My Book Report

わたしはだれ?―桜となって踊りけり

ド・レミの歌 (中公文庫)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

おしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中

いろんな気持ちが本当の気持ち

【備考】最近読んだのは、『むかつく2人』『まほちゃんの家』『男子のための人生のルール』『やまだ眼』どれもよかった。最近読みたい本は噂の『夜は短し歩けよ乙女』と『ロング・グッドバイ』。